Diary #02



あっけなく日も暮れる。アルミ箔が残された煙草の空箱と溢れ返った銀メッキの灰皿。草木や砂糖を巣へ運ぶ蟻や、ボールを蹴りながら家路をいそぐ男の子。目が焼けるように眩しく赤い夕陽も、すべてが心地良い。


きっと、ほんのひと駅先の都心ではこの日常が人混みと機会音に掻き消され、呑み込まれていたんだろう。デメリットひとつ感じさせない素敵な場所です。

イイダリョウタ