ブラウン、グレー、ブラックといったシックなカラーのブロックで構築されたウールコート。
一枚ものに見えるウールのテクスチャーはランダムに型取られたパネルが重なり合い、ステッチされている。
フェルトの様な淡い表情は生地の上にカラー原毛を載せ、圧縮して貼り付けるニードルパンチ加工を施し、表面に自然なグラデーションを作り出しているんだ。
バックはセンターベンツ、ウエストからハの字に引かれたダーツは立体的なシェイプを描き、フラップポケットを抜けたラインはスラッシュポケットの役割も担っていて、とにかくクオリティの高さが伺える。(笑)
ラフ・シモンズがジル・サンダーのクリエイティブディレクターに就任した頃、彼はセカンドラインのRAF by Raf Simonsを立ち上げ、彼の得意とするグラフィックプリントなどを用いたベーシックなTシャツやスウェットといったアイテムを中心に展開していた。
そしてラフ・シモンズのメインライン、メゾンブランドのジル・サンダーといったフィールドで彼は、より高度なテクニックを用いた服作りを追求し、素材開発にも力を入れていたんだ。
特にこのコレクションには彼の挑戦的な姿勢が顕著に現れていることがわかる。
このアイテムのディテールは一回きりじゃ語りきれない。
こんな手間のかかった服、愛せないわけないだろ。
生で見ないと一生後悔するよ。


JIL SANDER by RAF SIMONS 2009AW Earth-Color Panel Breasted Coat

¥100,000価格
  • 肩幅 42cm

    身幅 47cm

    着丈 94cm

    袖丈 60cm

     

    素材 : WOOL 100%

    CUPRA 100% (LINING)

  • 1-3 page 175cm 53kg

    5-            174cm 57kg